合同会社くまR

リハビリ職の起業で成功する方法

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リハビリ職の起業について

リハビリ職の起業について

2023/06/26

リハビリ職に従事している方々は、病院や介護施設はもちろんの事、様々な場所や機関で働いていると思います。その中で自分自身で事業を立ち上げ、起業する方もいます。リハビリ職の起業には、リハビリ職としての専門的な知識や経験が必要なだけでなく、起業に伴うリスクや負担を正しく理解する必要があります。

今回は、合同会社くまR(作業療法士が立ち上げた会社になります)を立ち上げて苦労した事などを元に、これから起業を考えている方が同じ苦労をしない為の、一つの手助けになれば幸いです。

是非、私と同じような苦労をしないように起業にチャレンジしてください!!!

目次

    リハビリ職の起業成功のカギは?

    リハビリ職による起業に関わらず、起業の成功には、いくつかのカギがあります。

    一つ目は、どの起業にも言えることですが、地域のニーズに合わせたビジネスモデルを作り上げることです。

    例としては、厚生労働省の令和2年時の統計によると、デイサービスは43000以上あるといわれています。各市町村には多くのデイサービスが存在し、廃業数も過去最高を更新したとニュースにあるようにリハビリ専門職の資格を持っているだけでは、差別化を図りにくくなっています。また、保険外サービスでの起業に関しても、法的な問題やどのように顧客を獲得していくかが課題になります。特に、病院や介護施設でリハビリ職として働いている方は、「営業」という新しい仕事をすることが求められます。その為、会社を経営するには、地域に特化したニーズに合わせたサービスを考えることがまずは大切になります。

     二つ目は、一人で行うのかスタッフを雇い会社を経営するのかということを決める必要性があります。

    スタッフを雇用する場合は、雇用人数に応じて、税務に関する知識・労務に関する知識が最低限必要なってきます。リハビリの知識や技術以外の仕事が大幅に増えることになります。また、スタッフとのコミュニケーション能力が大切になってきます。

    例えば、デイサービスを運営する際にはリハビリ業務だけに集中することは難しく、個々の専門的な知識や技術を持つスタッフと協力し、どの様なデイサービスを作り上げていくのかが大切になります。その為にも、スタッフとの会話が大切になることはもちろんの事、スタッフ同士のコミュニケーションにも気を配り、チームワークをより良くし、施設内外での信頼度を高める必要性があります。

    三つ目は、マーケティング・営業能力になります。立ち上げ直後のデイサービスや新規事業では、まず名前を知ってもらい、事業内容を理解していただき、利用したいと思っていただき、実際に利用していただく。という、流れになります。

    病院や介護施設では、営業をすることなくお医者さんからのオーダーでリハビリを提供し、お金を頂くことが出来ていました。起業後は、お客様に来ていただく前段階も自分(会社として)で対応しなければいけなくなります。

    自ら、マーケティング・営業を行い、広告やインターネット上でのプロモーション、イベント参加などを計画的に取り入れ、自らのビジネスを知ってもらうことから始める必要性があります。

     以上のように、リハビリ職が起業し成功するためには、ビジネスモデルの特化、コミュニケーション能力、そして適切なマーケティングが欠かせません。

    合同会社くまRが運営するデイサービスは、コロナ渦で運営をスタートしましたが、開業1年で稼働率80%を達成し、現在も稼働率を維持・向上しています。デイサービス稼働率の向上・維持で悩んでいる方はぜひ一度ご相談ください!!

     

    ビジネスプランの作成

    会社を経営し安定的に運営するためには、ビジネスプランの作成が必要となります。リハビリテーションの分野での起業は、高齢化社会に伴い今後ますます需要が増していくと予想されており、ニーズに応えることができるビジネスプランを作成することで、安定した運営を実現する可能性が高くなります。

    具体的には、利用して頂く方の状態やニーズに合わせたプログラムの提供、専門スタッフの採用や教育、医療機関・居宅介護支援事業所・包括支援センター等との連携などが挙げられます。

    また、会社の設備や場所の選定(固定費と変動費の理解)、販促活動の戦略に加え、経営者としては、財務・会計面の計画やリスク管理、人材採用・育成計画などを含め、綿密にプランを練り上げることが必要になります。

    リハビリ職の資格を活かして、地域社会に貢献できるビジネスプランを考えることもできますし、リハビリ職とは別の、新しい分野での起業も全てはプラン・目標から始まります!!!考えるとも多いですが、まずは一歩踏み出すことが出来るかどうかが、起業において、人生において大切な要素になると、私は考え日々行動しています。

    大変な事も多いスタートアップですが、自分がやりたいことを形にしていく楽しさは何物にも代えがたい経験になると思います!!!

    顧客獲得のための戦略

    会社を経営するうえで大切になることの一つが、売り上げになります。当たり前に聞こえるかもしれませんが、売り上げが経費を超えない限り、経営は安定しません。

    売り上げは、お客様が自己の会社に支払った対価として受け取ることが出来ます。その為、どのような会社も基本的には、お客様は非常に重要になります!!

    創業初期は、お客様の獲得は非常に大変なことが多くあります。営業電話などで、「適切な戦略を用いることで、より多くの顧客を獲得することができます。」と、言われることがいまだによくありますが本当にその言葉を信じ、任せても大丈夫でしょうか?営業がそんなに簡単なら、こんなに日本の企業が倒産するのはなぜなのでしょうか?

    営業の基本は、ヒアリング・提案・クロージングの3点といわれることが多くあります。しかし、それは営業先を明確にしている場合に通用することがほとんどなように感じます。

    私の場合は、デイサービス、保険外リハビリ、介護・医療勉強会、コンサルティング業等、様々な仕事をしていますが、まずはターゲットを明確にすることから始めます。営業先のターゲットが定まっていないとどんな良いサービスを訴えても、興味を持ってもらうことや実際に利用して頂くことはほとんどありません。逆に、サービスとしてはまだまだ発展途上であり・営業スキルが発展途上(私自身)であっても、適切な営業先に出向くことが出来れば、興味を持ってもらい・利用して頂くこと多くあり、営業先を明確にすることの大切さを肌で感じています。

    私自身、病院での勤務で集客に向けた活動など一度もしたことがありませんでした。

    例えば、デイサービスの営業先は、居宅介護支援事業所や包括支援センターが中心になります。なぜなら、ケアマネジャーによるケアプランがないとデイサービスを利用できないうえ、現実としてデイサービスを自分たちで見つけてくる方はほとんどおらず、ケアマネジャーの紹介といったケースがほとんどだからです。そのことを理解せず、病院に営業に行ったり、地域にチラシを配布したり、地域のフリーペーパーなどに広告を載せても効果が上がらず、営業嫌いになる方をたくさん見てきました。(効果がゼロとは言いませんが、初期のお金も人も時間も限られている中で、効率的な営業とは言えません)

    ですので、ターゲットを明確にすることは非常に重要なことになります。

    どのような方に向けたサービスなのか、年齢層は、どのように利用してもらうのか等、考えることは多岐にわたります。

    その後、どの様に自社サービスを宣伝していくのかが大切になります。

    効果的な顧客獲得戦略を実践することも大切ですが、常にお客様を獲得する方法についてアップデートし、改善していくことが会社の発展につながると私は考えています!!!

    経営者としてのスキル強化

    会社を経営するにあたり、経営者としてのスキル強化は非常に重要となります。

    必要なスキルとしては、たくさんありますが、私が特に考える3要素が下記になります。

    ①スタッフのマネジメント能力

    スタッフのスキルや特性を把握し、効果的に配置し、職員間の人間関係などにも気を配る必要があります。

    ②経営戦略の立案・実行能力

    市場の変化に対応して、競合他社との差別化を図り、事業の成長戦略を描く必要があります。また、コスト管理や人材育成など、経営者全般の役割も担う必要性があります。

    ③リスクマネジメント能力

    法的なトラブルやクレーム対応、感染症対策、セキュリティ対策など、会社には多くのリスク要因があります。そのため、事前に対策を講じておき、リスクを減らすことが求められます。 

     

    会社を経営する!!個人事業主として仕事を始める!!!際には、いろいろな変化があります。

    私自身、病院や特別養護老人ホームなどで作業療法士として仕事をした経験しかなかったため、たくさんの事で苦労をしました。

    まず、名刺の作り方も渡し方もわかりませんでした。電話の対応も問題だらけだったと思います。そんな初歩的なことから始めていますので、皆様も気負わずゆっくり、自分の目標に向かって努力を進めてください!!

    何かわからないことなどありましたら、是非!!!お気軽にお問い合わせください!!!!

     

     

     

    現場とのバランス

    リハビリテーションセンターにおいて、スタッフは患者様の治療という非常に重要かつやりがいのある仕事に従事しています。しかし、現場に集中しすぎるあまり、自分自身の体調や生活環境を軽視してしまうことがあります。 そこで、現場とのバランスを取ることが必要となります。仕事に没頭することで自分自身を犠牲にすることはなく、休息や趣味、家族との時間を確保することが大切です。また、日々の健康管理も怠らず、定期的に医師の診察を受けたり、運動を取り入れたりすることで、自分自身が健康であることが患者様に対してもプラスに働くことができます。 また、現場とのバランスを取ることで、職場環境も改善されます。スタッフ同士がストレスを持ちあわせることがなくなり、円滑なコミュニケーションやチームワークが生まれ、それが患者様の治療にも良い影響を与えます。 リハビリテーションセンターにおいては、現場とのバランスを取り、スタッフ自身が健康的に過ごすことが患者様の治療にも繋がることを忘れてはなりません。

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